北海道…初夏の風物詩、YOSAKOIソーラン祭り…短い夏の始まりを告げるイベントです。この頃の札幌は晴れの日だとちょうど良い気温で、外で過ごすのが気持ちいいから、5月頃からワクワクが止まらない、Kobayashi(parking@ace)です。
よさこいを好きになったきっかけは「三石なるこ会」
2019年のYOSAKOIソーラン祭り(※以下、よさこい)は6月5日(水)~9日(日)開催。各チームが一年ほど練習をした本番の演舞を見ると毎年胸が熱くなります。大勢のメンバーがひとつの目標に向かう姿は清々しく思います。
よさこいを好きになる10数年以上前は、大通公園でまたうるさいイベントやってるな…くらいにしか思っていなかった冷めた自分を、過去に戻って「よ〜く見てみろ、なかなかいいもんだぞ」って言ってやりたいです。
好きになったきっかけは2002年…第11回の時です。札幌では開催中の土曜日朝〜夕方と日曜日の夜に決勝(ファイナル)のテレビ中継があり、それをなんとなく見ていたら「三石なるこ会」の方々が登場、高齢の女性が中心のチームです。
一糸乱れぬなるこの響きと踊りはとても迫力と説得力があり…大賞を受賞したファイナルの演舞を見ている途中、気がついたら涙が溢れておりました。。それから毎年楽しみに見にいくようになりました。
毎年見てたら、本番前の披露会まで見に行くように
奥さんもよさこいが好きで、行けるときは金曜日の夜からすすきのに見に行き…土曜・日曜は公式ガイドブックを片手に大通公園〜サッポロファクトリー〜アリオ〜ファイターズ通りなど見たいチームを優先して予定を立て、移動しながら楽しんでおりました。
そんな中、奥さんが「北海道大学“縁”がすごいから見て」って…一緒に見ているうちに僕もファンになりました。はじめに代表者の口上が始まり…皆が歌い出し…観客の間近まで来て扇動し…演舞が始まる。終盤に男性陣が衣装を脱ぎ捨て…赤いふんどしで踊り出すのがフォーマットで、これにより観衆のボルテージが最高潮に達します。
歴史はまだ浅いかもしれませんが…伝統芸能を軽く思わすその姿によさこいを象徴するチームと感じ、それが人気の要因だと勝手に思っております。
そんな“縁”が見たくて…さつき公園で開催される披露会に来てしまいました。

演舞披露前の態度も素晴らしい
この披露会で演舞を披露した「テスク&祭人」も素晴らしいチームです。今年初めて見たよさこいの演舞にテンションが上がりました。本番も楽しみです。初々しい代表の挨拶もとても好印象でした。(2019年8月15日追記:衣装を着た本番の演舞もとても素敵でした)

両チームとも、お互いの演舞を見終わった後や、演舞をしていない時なども踊り子として表情や姿勢を崩さず、お互いを称える様が素敵でした。
そして“縁”の演舞…今年はフォーマットを守りながらも、例年とは違う“縁”の演舞を見せてくれたと思いました。本番の衣装じゃないので男性陣の赤ふんはありませんでしたが…
土埃を上げながらのクライマックス…Tシャツを脱ぎ捨て演舞する“縁”に本気を感じました。別に脱ぐ姿を見たいという事ではないですが…裸で踊る姿にネイティブな祭りの楽しみを感じてしまいます。(2019年8月15日追記:惜しくもセミファイナルで終わってしまいましたが素敵な演舞でした!また来年楽しみにしています)
両チームとも、本番の衣装を着た演舞を楽しみにしております。6月の心地よい天気を肌に感じながら、今年も純粋に祭りを楽しみたいと思います。
余談ですが…
こちらも楽しみにしているイベント北海道大学で開催される「北大祭」今年は6月7日(金)〜9日(日)までと…よさこいと開催期間がかぶっております。。う〜ん、どちらに行けばよいのか迷ってしまいますが…これからの北海道の短い夏を楽しみたいと思います。