奥さんと休日が重なる日…月初からカレンダーに「パパ一日自由の日」と予定に書かれていて、その日は娘と外出する奥さんからもらった3000円を握りしめ…ホクホクしながら、日頃の疲れを癒そうと「湯処 花ゆづき」に向かった、kobayashi(parking@ace)です。
住 所:札幌市西区二十四軒3条1丁目19番地
電 話:011-633-4126
アクセス:JR琴似駅より桑園方向へ徒歩約10分
JRバス【52】八軒1条東4丁目 停より徒歩約2分
(札幌駅前~琴似工業高校前)
JRバス【軒32】二十四軒2条1丁目 停より徒歩約1分
(北24条駅前~二十四軒駅前)
駐車場:あり
営業時間:【月~木曜日】10時~24時
(最終受付23時30分)
【金土日祝日および祝日前】10時~25時
(最終受付24時30分)
定休日:年中無休
※機材メンテナンスの為、お休みさせていただく場合がございます。
バス往復券がついたお得なセットきっぷ
「湯処 花ゆづき」では、バス往復券+入浴券+ソフトドリンク1杯無料がついたお得なセットきっぷが販売されています。
大 人 | 通常1270円が900円 |
こども | 通常740円が400円 |
※料金は税込です(以下同) ※2020年2月現在(以下同)
このセットきっぷが買えるのは…
■【52】桑園発寒線のバス車内
■ジェイ・アール北海道バス 琴似営業所
■ジェイ・アール北海道バス バスチケットセンター
という事なので、せっかくだから利用してみようと札幌アピア地下にあるバスチケットセンターに向かいました。
札幌駅前からの「花ゆづき」へのバス乗り場
バスチケットセンターはエスタ地下入口近くのレディスファッション「アース ミュージック&エコロジーストア」隣にあります。よく通る場所ですが…今まで利用した事がなかった為、ここにある事に気づかず、結構探しました。
バスチケットセンターに入り「バス往復券がついたチケットが欲しいんですけど」と伝えて購入。
店員さんに「バス乗り場わかりますか?」と聞かれたので…「わからないです」と言うと、親切に“札幌駅周辺バスのりばご案内”の用紙と時刻表を渡してくれて、しっかりと説明もしてくれました。
事前にバスの時刻表を確認しないで来たので、土・日・祝日の本数が少ない事も知らず…時間によっては長く待つ事になりそうでした。。ちょうど10分後の12時45分にバスがあったので、この辺の土地勘もあり、説明もしっかり聞いたので、余裕を持って向かいましたが…天性の方向音痴ゆえ迷ってしまいました。。
下調べもせず、道に迷う…完全なるダメ人間とプチ反省しながらバス停を探しました。
発車時刻3分前…やっとの思いでバス停を発見。車道を挟んで発見というのが、また僕らしいですが急いで向かいました。札幌駅前通り「みずほ銀行」の車道を挟んで向かいです。バスチケットセンターから僕みたいに迷わず行けば徒歩6分程です。
「花ゆづき」へのバスの時刻表
こちらは頂いた時刻表(土・日・祝日)を切ったものです。右側が札幌駅前【52】桑園発寒線から。左側はお得なセットきっぷが使えるもうひとつの路線【軒32】北24条線の時刻表です。
こちらは平日の時刻表です。
写真では見づらいと思うので、こちらもご覧ください。
「花ゆづき」へのアクセス
普段はあまり乗らないバスに乗り、ゆったりとした気分で少しだけ見慣れない車窓を眺め、日帰りですが…小さな旅行気分が芽生えました。そんな時間は23分ほど…「花ゆづき」の最寄りのバス停「八軒1条4丁目」に着きました。
来た時の反省をふまえ…帰りの時刻表をチェックしてから「花ゆづき」に向かいます。
帰りの時刻はこちらをご覧ください。
バス停「八軒1条4丁目」で降りて、バスで来た方向に歩きます。すぐ右側に高架下の歩道があります。そこに来たら、本日の癒しの舞台「花ゆづき」がもう見えています。
バス停から徒歩2分ほどです。
入口は車道側にあります。JR琴似駅からは桑園方向へ歩き、ここまで約10分程で着きます。
館内への通路はこのようになっています。ちょっとした旅館のようないい雰囲気です。
通路を過ぎたら駐輪場が見えてきました。雪が解けたら自転車で来る事も可能ですね。もちろん無料駐車場も完備されています。
「花ゆづき」の充実した館内施設
館内に入ったらまず靴を脱ぎましょう。重い靴を脱いで軽い足取りで3Fの受付に向かいます。
1Fからエレベーターがあるので、必要な方も安心です。
上に向かう途中「ゆづきDAY」を告知するポスターがありました。月・火・水はお得に楽しめますね。
3Fから館内に入るとすぐ理美容室「カミノコマチ」が見えます。
お風呂で体もさっぱりして、比較的低料金のこのお店で髪もさっぱりできます。
「カミノコマチ(要予約・別料金)」
次にボディケア・フットケア・タイ古式セラピーの「体・いやし處」が見えます。
お風呂で体もさっぱりして、マッサージをして…最高の癒しです。今回は予算が決まっていたので“お風呂とビール”という贅沢を選びましたが、もうちょっとお金があったらぜひここでマッサージを受けたいです。
「体・いやし處(要予約・別料金)」
また、大浴場内ではあかすりエステも受けられます。すべすべプルプルの肌触りと健康な肌になりましょう。
「アカスリエステスクラブ(要予約・別料金)」
他にも4種類の鉱石から発せられる熱により、身体が芯から温められる「音光風香 香蒸洞」(大人(中学生以上)360円)ではロウリュも受けられます。
静かに流れる音楽とライトアップ効果、遠赤外線やマイナスイオンでじんわりと心地よい発汗、美容と健康に適した癒しの空間との事です。
何度でも入浴できる「花ゆづき」の豊富なお風呂
今回僕はお得なセットきっぷを購入したため、自動券売機を使いませんでしたが…受付カウンターに行く前にこちらでチケットを購入しましょう。
大人入浴券(中学生以上) | 670円 |
子供入浴券(4才以上) | 340円 |
シルバー入浴券(平日15:00まで) | 560円 |
レンタルタオル(バスタオルとフェイスタオル) | 210円 |
手ぶらセットA(入浴料金・レンタルタオル+シャンプー&コンディショナー+ソフトドリンク1杯) | 1100円 |
手ぶらセットB(入浴料金・レンタルタオル+シャンプー&コンディショナー+ソフトドリンク1杯+洗顔&化粧水セット) | 1200円 |
館内着(こちらの浴衣で岩盤浴は利用できません) | 100円 |
岩盤浴(浴衣・シーツマット付き) | 360円 |
※ボディソープ・ヘアシャンプー・ドライヤーは無料で利用できます。
ここの近くにある「北のたまゆら」で再入浴は認められていません。なので…“何度でも入浴できる”という事は「花ゆづき」の大きな魅力となっているでしょう。
僕は今回、部屋着のような楽なジャージ類を持って行きましたが…100円で館内着が借りれます。お風呂からあがって楽な服でお食事したり、ビール飲んだりしてからまた入浴という贅沢が「花ゆづき」ではし放題です。
これぞ休日の醍醐味だと思います。カウンターで受付を済ませていよいよ大浴場です。
「花ゆづき 公式HP」
パンフレットから抜粋ですが、このような配置になっています。
まずは洗い場で頭と体を洗って…全部流して、蛇口から熱めの湯を風呂桶に入れてかぶります。これが気持ちいい、大浴場に来ると必ずこれをやります。さっぱりしてから比較的温度低めの「強流の湯(配置図⑤)」の強力な水流でマッサージをします。
体がほぐれたところで「花の湯(配置図①)」内にある「電気マッサージの湯」で、おす・揉む・叩く感じを電流により受けます。ヘルニアの僕は、なんとなくいつも腰に効いた感覚があるので思わずやってしまいます。ここで体が温まったので、外の風を浴びに露天風呂へ向かいます。
露天風呂とサウナと水風呂の幸せ
露天風呂に入るために出た外の“雪国札幌”の風は、温まった体に心地よくあたってきます。ですが…雪が積もる外はやはり寒い、大型テレビを観ながらゆったりと浸かれる、露天風呂では一番大きい「円満の湯(配置図⑧)」にすぐさま入ります。
火曜日の祝日なのでワイドショーが流れていました。特にじっくり見ていたわけではありませんが、露天風呂で観るワイドショーはどこか非現実的な感覚があって好きです。
祝日なので日中でも比較的混んでいるように感じました。空いている方へ…奥へ奥へ向かって行くと一人サイズの石壺風呂「石釜の湯(配置図⑨)」にたどり着きました。露天風呂でも隅っこに配置されているここは、とてもリラックスできる場所でした。
両手で頭を持って両足を石壷風呂から放り出します。視界には空が広がり、静かな空間です。何も考えず湯の流れる音を聞いてとても穏やかな気持ちになりました。半分寝そうになりながら内風呂へ戻ります。
僕はあまり好きではありませんがサウナに入ります。というのもそれは、最高の水風呂を楽しむためです。サウナでは空いて入れば砂時計の近くに座ります。
カラッと砂時計を回転し、砂が落ちていくのを確認してから濡れたタオルで顔を覆い、一人の世界に没入します。ほど良きところで顔を上げ、砂が落ちきったのを確認してから1番の楽しみが始まります。
西日を浴びて浸かる至福の風呂とビールと
サウナから出て、体の水分を十分に拭き取り、掛水をしてから備長炭で整えられた水の爽快感あふれる「冷水風呂(配置図⑥)」へ入ります。感覚的にキレイで澄んだ水を感じるここの水風呂は約19.5℃。冷たくは感じるけどじっくりと水に浸かる事ができます。
足は体育座りのようにかがみ、両手は水の中で浮いたようにして冷たさを楽しみます。体と水の間に膜のようなものができる感覚から…自分の体温の温かさを感じてきます。そうしたら足を伸ばし全身で水風呂を楽しみます。
水風呂が苦手な方にはちょっと信じられないって感じだと思いますが…僕の温泉での1番の楽しみはこれです。
何回か上記のローテーションを楽しみますが…最後にジェット噴射が心地よい「爽流の湯(配置図④)」に入ります。ここは大きな窓に面しているので心地よい西日を浴びました。
映画にもなった花輪和一の漫画「刑務所の中」で以前読んだワンシーンを思い出しました。普段は午前に入浴するのがボイラーの故障により午後に入った風呂で浴室に太陽の光がギラギラさしこんで感動したというシーンでした。なんとなく非日常な感じに僕も感動しました。
最高の気分の後はやっぱりビールです。僕はお風呂から上がる事にしました。
お得なビールセットでおつまみも
お風呂から上がりお食事処へ向かいました。広々としたスペースでゆったりできます。
受け渡しカウンター近くの自動券売機でビールのチケットを買います。
「生ビール中ジョッキ 420円」のボタンを押すと「スーパードライ・黒ラベル・クラシック・エビス」の中から銘柄を選べる画面になりました。ここはやはり北海道の生ビール「クラシック」選びます。
今回僕はビール単品にしましたが、中ジョッキ+おつまみ1品で最大120円お得なビールセットがあるようです。
おつまみは6品の中から選べます。
ピリ辛もやし |
蒸し鶏わさび |
えだまめ |
冷奴 |
葉わさび |
おつまみいかおくら |
チケットを購入したら「お渡し口」で渡しましょう。食事とドリンクで分かれています。
念願のビールです。言わずもがな“うまい”の一言です。至福のひとときですね。
「花ゆづき」の食事メニュー
そんな至福のひととき。カウンターに座った僕は、窓の外を見るのもほどほどにメニューに目をやりました。カレーやラーメンなどがお手頃価格でいいですね。そばの種類も豊富です。
丼物やビールのおつまみに嬉しいフライドポテトや鶏の唐揚げなどの揚げ物もあります。
「お渡し口」付近には写真付きのメニューがあります。イメージしやすいのでこちらから選んでもいいかもしれません。
ビール以外にもチューハイなどのアルコール類の他、デザートもあります。セットきっぷや手ぶらセットで付いてくる一杯はこちらのソフトドリンクから選びます。
「お渡し口」付近の自動券売機を面して右に曲がると通路があります。そこにドリンクの自動販売機があるのでこちらを利用するのもいいでしょう。
「お渡し口」前にはお水やお茶のサーバーもあります。
日帰り温泉「花ゆづき」で充実した休日を
ビールを一杯飲んでから…ゆっくり寝転べるスペース「寝ころび座敷」に向かいましたが、混んでいたので入れませんでした。以前ここでごろっとした事がありますが、ゆっくりとくつろげて良かったです。
ここの手前には有料のマッサージ機もあります。
もうひとっ風呂入りに大浴場へ向かい、上がってきてからはセットきっぷを使ってウーロン茶を飲みました。湯上がりではまたさっぱりとしていていいですね。すっきり・さっぱりして気が抜けてしまったのか写真が大いにブレています。
もうひとっ風呂入ろうと思いましたが…バスの時間もあるので帰る事にしました。「パパ一日自由の日」と奥さんにもらった自由な日でしたが、家族みんなでご飯を食べたくなったので…その後一緒に時間を過ごしました。
充実した時間を過ごした後だったのでいつもとはまた違う、楽しいひとときとなりました。奥さんありがとう。
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湯処 花ゆづき
住 所:札幌市西区二十四軒3条1丁目19番地
電 話:011-633-4126
アクセス:JR琴似駅より桑園方向へ徒歩約10分
JRバス【52】八軒1条東4丁目 停より徒歩約2分
(札幌駅前~琴似工業高校前)
JRバス【軒32】二十四軒2条1丁目 停より徒歩約1分
(北24条駅前~二十四軒駅前)
駐車場:あり
営業時間:【月~木曜日】10時~24時
(最終受付23時30分)
【金土日祝日および祝日前】10時~25時
(最終受付24時30分)
定休日:年中無休
※機材メンテナンスの為、お休みさせていただく場合がございます。
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