奥さんと娘の帰省で、見送りに列車内まで荷物を運んでいき…用が済んだら2人にあっさりと「バイバイ」言われてしまう切ない男の、kobayashi(parking@ace)です。
自動販売機しかありません
2019年2月に北海道の特急列車の車内販売が終了しました。札幌~函館間の特急「スーパー北斗」で買う、長万部の「かにめし」はいつも楽しみにしていましたが、もう列車内で買うことができません。
他にも飲み物やお菓子などちょっとしたものを買うこともできなくなったので、出張や旅行などで長時間乗る際は事前に買っておくことをオススメします。と言っても…早い時間帯の札幌駅構内は午前6時30分までキオスクが開店していないので、自動販売機でしか飲み物が買えません。
車内でつまむものが必要な方は、駅に来る前にコンビニなどで買い物を済ましておくといいでしょう(うちの奥さんが困っておりました)。
5時40分からお弁当が買える売店
始発に乗るけど何も食べてきていない…でも出発時間まで時間がないなど、6時30分前にしか買い物ができない方には、5番・6番ホームの下、ちょっと西側に5時40分から開店している駅弁屋さんの「弁菜亭」があります。
うちの奥さんと娘は朝ごはんを食べていたので今回は買いませんでしたが、どこも閉まっている中…開いている店があるだけでも嬉しいもんです。
ディスプレイには北海道ならではの食材をふんだんに使ったお弁当を中心に、手軽に食べれるおにぎりや柳もちなども販売していました。札幌から旅行で帰られる方などは、最後まで北海道の味を満喫できます。
車内販売が終了して…
札幌で生まれて育ち、特急に乗る機会があまりありませんでしたが、函館方面に実家がある奥さんと結婚をしてからはよく「スーパー北斗」に乗って一緒に帰省していました。その頃は、朝も食べて奥さんの実家に着いてからも食べるのでお腹が空いていませんでしたが…札幌駅で列車に乗車してから注文をし、長万部駅で積荷される「かにめし」を食べるのが大好きでした。
ふんだんに盛られたかにそぼろに、甘く煮られたしいたけがいいアクセント。仕切りを隔てて入っている佃煮と3粒のみかんも嬉しかったです。大沼の醤油とこしあんを味わえる、串に刺されていない「元祖 大沼だんご」も格別な美味しさでした。列車内では食べることができなくなりましたが、あの時の思い出はなくなることはないでしょう。