琴似に通って約半年…この界隈のランチを食べ尽くそうとしたけど、料金が比較的高めな「スープカレー」は避けていた万年金欠な私ですが…もう少ししたら琴似に通う用事がなくなるため奮発して「SAKURA BROWN」(サクラブラウン)に伺う決意をした、kobayashi(parking@ace)です。
住 所:札幌市西区琴似1条5-4-10
シティラディファンス 2F
電 話:011-688-6570
アクセス:地下鉄東西線 琴似駅より徒歩約2分
営業時間:11時30分~15時
17時~22時
※スープ切れで閉店する事があり
駐車場:店舗下1階に2台スペースあり
定休日:辛曜日(火曜日)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
札幌市でも有数の繁華街「琴似」に半年間通いつめランチを食べ続けた、kobayashi(parking@ace)です。今回は「味・価格・雰囲気・接客など」を総合して選んだお店をご紹介していきます。 […]
地下鉄琴似駅から徒歩約2分
地下鉄東西線 琴似駅から徒歩約2分…メイン通りから少し入り組んでいる落ち着いた場所にスープカレー店「SAKURA BROWN」(サクラブラウン)があります。ここは“札幌を楽しむための情報誌”「O.tone」で知りました。
美容室とカフェが入っている建物の2階に店舗を構えていて、1階には2台分の駐車場があります。「琴似・栄町通り」から入るとこの看板が目印です。
建物の下にはこちらがあります。
その後ろには駐車場の案内があります。
ゴミカゴと柱の間に1台。柱と柱(階段)の間に1台の計2台分の駐車スペースがあります。
テーブル間のスペースが広く落ち着いた空間
階段を上がると外からシャンデリアが確認できる入口があります。超方向音痴の僕はスマホでMAPを確認しながらも…軽く迷いながらここに辿り着いたので、店を見つけられた事に安堵の気持ちでドアを開けました。
いい感じに安らげる照明の店内に入ると、若い女性店員さんと厨房の中にいる店長の心地の良い「いらっしゃいませ」が店内に響き…続けて「お好きな席へどうぞ」と言われ、昼12時頃のピーク時間にこのように案内できるのは素晴らしい接客だなと感心しながら奥の席に座りました。
僕の他に3組のお客さんがいて女性が中心でした。カウンター4席・ソファー席8つ・テーブル席16の計28席はスペースを広くとって配置されており、ゆっくりと落ち着ける空間でした。
ちょうどいい音量で流れる音楽でリラックスしながらメニューを見ます。事前に調べて2つの候補を決めかねていました。
チキンカリーか?アサリとハマグリのクラムカリーか?
“札幌の大人世代からの情報を元に構成される情報誌”「O.tone」でカレーの特集をしている時に「これ食べたい!」と思ったのが「アサリとハマグリのクラムカリー 1280円」(税込)(2019年9月現在 以下同)でした。
奮発する事を決意したわりに…「やっぱちょっと高いよな。。」なんて情けないもう一人の自分が囁きます。「チキンカリー 950円」でまずはスタンダードを味わってみよう…なんて料金優先で無理矢理理由をつけながら悩んでいると…メニューの表紙にこのような事が書かれていました。
”当店のスープは化学調味料を使わず、素材本来の旨味のみを凝縮した自信作です。鶏ガラをベースに、香味野菜や羅臼昆布等を、手間ヒマかけてじっくり煮込んだスープは、深いコクがありながらも口当たりはアッサリ。
”…鶏ガラベースの自信作…このように宣言されていては食べないわけにはいきません「これにしよう」と決意をし、女性店員さんを呼びました。普段はボンカレー甘口ライクな僕は辛いのが苦手なので“辛さ入ってません”の1ばんの辛さにして、ライスは普通よりもプラス50円(奮発しました)で100g多い280gの「中」を注文しました。
子連れも安心のメニュー
悩み抜いた注文を済ませ…かなりリラックス状態でメニューを見ていると、どれも食べてみたいと思わせるものが並んでいました。「サクラブラウンエビカリー 1400円」もいいですね。海鮮出汁のスープカレーはとても気になります。
そして「お子様カリー(オレンジジュース付) 500円」はお子様連れの方にはとても嬉しいメニューだと思います。うちの奥さんもスープカレーが大好きでしたが、このようなお店にきても食べさせられるものがないと以前嘆いていました。
落ち着いた空間のこちらのお店なら食べさせれるものもあるので安心して子供を連れて来れると思います。ベビーカーに乗ったお子様は店舗が入っている2階に階段を使う必要があるのでその点だけは注意したほうがいいと思います。
「毎日食べれる」無化調スープカレーの味とは
待っている間に「パチパチパチパチ」と聞こえてくるのは野菜を素揚げしている音でしょうか。そんな心地よい音が響く店内は続々とお客さんが来店してきました。
照明を反射させるグラスの光が綺麗で写真を撮るなんかして待つ事15分か20分程で「チキンカリー」が届きました。(道外の方はご存知ないかもしれませんが…スープカレーは調理に時間がある程度かかります)
持ってきてくれたのは「O.tone」で見た店長でした。そんな店長を思わすふっくら優しく盛られたサフランライスは温かみを感じます。
こちらが「チキンカリー」です。丁寧に盛り付けされた皿の中には大きめのチキンレッグと基本野菜(レンコン・ニンジン・ジャガイモ・ナス・ピーマン)が入っています。香味野菜などの香りが高く食欲をそそります。
まずはスープを一口…さらっとしたコクのあるスープは全く角がないまろやかな味で、鶏ガラや昆布の旨味を深く感じます。
例えるなら特に仲の良くなかった友人がいつの間にか良くしゃべるようになり…気づいたらかけがえのない友人になっていたような…ふっと心の中に入り込まれたような親密感ほどの深さみたいな感じでしょうか。その友人が遠くに行ってしまっても忘れる事がない…ような味です(かなりわかりづらい例えですみません)。
このスープカレーは忘れられない札幌の味
大きなチキンレッグを切るために最初はナイフを使いましたが…全く必要ありませんでした。ほろほろとほぐしてスープに浸透させて食べると鶏の旨味がさらに増します。
シャキッとしたレンコン、パリッとしたピーマン、スープを吸ったナス、香ばしい皮のジャガイモ…どれも野菜本来の美味しさを残しつつ、スープを纏って香りと旨味が増幅していきます。
そんなスープには野菜の旨味も溶け込んでいる事でしょう。スプーンにのせたサフランライスを口に入れる幸福感は、プラス50円で「中」に量を増やして心の底からよかったと感じさせてくれます。
じっくりと丁寧に作られたこの一杯は、札幌のソウルフード「スープカレー」を忘れられないものにしてくれるでしょう。
口に残るレモンの酸味が教えてくれた「無化調」
最後に…スープカレー店でサフランライスに添えられている事の多いレモン。「サクラブラウン」も例にもれず添えられていたので、今回初めてサフランライスにかけて食べてみました。
正直ただ酸っぱく感じただけで、今だに使い道がよくわかりませんが…店を出てからしばらくレモンの酸味だけが口の中に残りました。スープカレーの一皿は結構な量になりますが…化学調味料を使った料理を食べた後の変な満腹感がなく、口の中もさっぱりとしています。
そこで気づいたのが無化調のカレーとはこういうものかと…体に優しいカリーを宣言する「サクラブラウン」の真髄をレモンが教えてくれました。その宣言には続きがあります。“「毎日食べれる」をテーマに「文字通りのソウルフードに」そんな思いを込めて丁寧に作り上げた一杯を是非ご賞味ください”
その宣言に偽りが1ミリもありませんでした。
また食べたいとお値段以上に感じるスープカレーの名店だと思う気持ちに僕も偽りはありません。
——————————————————–
サクラブラウン
住 所:札幌市西区琴似1条5-4-10
シティラディファンス 2F
電 話:011-688-6570
アクセス:地下鉄東西線 琴似駅より徒歩約2分
営業時間:11時30分~15時
17時~22時
※スープ切れで閉店する事があり
駐車場:店舗下1階に2台スペースあり
定休日:辛曜日(火曜日)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
琴似界隈の食べ歩きは今回でひとまず最後になるので…万年金欠ながらもちょっと奮発をしてスープカレーの有名店「らっきょ」に伺った、kobayashi(parking@ace)です。 札幌らっきょ 住 所:札幌市西区琴似[…]
[sitecard subtitle=関連記事 url= target=] 「昭和ラーメン ふくや」へ500円を握りしめ食べに行ったら…主人が2代目に譲った旭川ラーメンの名店「ななし」の味をどうしても食べてみたくなった、kobayas[…]
安けりゃなんでもいいってわけではありませんが…普段食べるお昼ご飯は安くて美味かったら最高だと…誰もが思うことを常に金欠の私はこれを日々強く思う、kobayashi(parking@ace)です。 昭和ラーメン ふくや […]