サッポロファクトリーに行くたびに…レンガ館1Fにある、札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所(サッポロカイタクシビールウリサバキショ)でサクッと1杯240mlのビールを嗜んで…ごく軽めのほろ酔いでショッピングを楽しんでしまう、kobayashi(parking@ace)です。
JR札幌駅より徒歩約10分
JR札幌駅から徒歩10分ほどにある、開拓使麦酒醸造所跡地を再開発して複合商業施設にしたサッポロファクトリー レンガ館1Fに「札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所」があります。地下鉄東西線 バスセンター前駅からは徒歩6分ほどで着きます。レンガ館正面入口から入って…
通路を通り、自動ドアを出てすぐ左側が「札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所」です。
“自慢の地ビール有料試飲してみませんか!”と書いてある立て看板が目印です。営業時間の11時~20時までは目にする事ができるでしょう。
JR札幌駅から行く場合のおすすめルート
JR札幌駅から徒歩でサッポロファクトリーに行く場合は、レンガで造られた「札幌第1製造所」の建物が見えてくると思います。
おすすめのルートはタクシーが多く停まっているレンガ館正面入口から入らず…建物上部に「ルービロポッサ」と書かれた壁を右手に歩道を進みましょう。
時を経て風化したレンガ造りの壁は歴史を感じさせてくれます。
真っ直ぐ進むとセブンイレブンへの案内が見えてくるので、ここから入ります。
地面に敷き詰められたレンガが、どこか異国情緒を感じさせてくれる開放的な空間「煙突広場」に出ます。
日が暮れると電灯の明かりがまたいい雰囲気です。
こちらの建物は「サッポロビール」の歴史を知る事ができる施設になっています。
煙突を右に曲がると有料試飲ができる「札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所」があります。
僕はレンガ館正面入口から入らないこのルートが煙突広場の開放感をより感じられて好きなのですが…奥さんにはちょっと遠回りになるからといつもイヤな顔をされます。。
4月頃から11月頃まで楽しめるテラス席
「札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所(※以下 試飲所)」は店内でももちろん試飲する事ができますが、だいたい4月後半のゴールデンウィークから11月まで設置されるテラス席でも試飲を楽しむ事が出来ます。札幌でビアガーデン気分を長い期間味わえるのは、おそらくこちらが一番だと思います。
2017年の写真ですが…11月19日の記録が残っていました。さすがにここまで雪が積もったらテラス席を使う事が出来ませんが…1年のうちに長い期間設置されている事が伝わると思います。
テラス席が設置されていない期間はこのようになっています。
テラス席を利用する際は店内に入らなくても、外からビールを購入する事が出来ます。お子様やビールを飲まない方にはすぐ先に自動販売機があるので、ジュースやお茶を買うのもいいと思います。写真では分かりづらいですが…黄色い矢印を付けた場所にあります。
サッポロファクトリーには多くの飲食店があり、テイクアウトできるお店もあるので、ビールと一緒に食事を楽しむのもいいと思います。この時はロッテリアでテイクアウトしました。テラス席なのでこのような事も可能ですが、店内に食事の持ち込みは控えたほうがいいと思います。
店内には立ち飲み席もあります
店内の奥は4人掛けテーブル席が2つとイスが3つあります。なので4人以上でも同じテーブルで楽しむ事が出来ますが…スペースが狭いので窮屈に感じると思います。レトロなポスターがズラリと並びいい味を出しています。
入口側には立ち飲み席があります。サクッと一杯嗜んでサクッと帰るのにはうってつけですね。
レジ周辺にはおつまみもいくつか販売されています。
柿ピーやスルメイカ・カルパス、大通公園名物の焼きとうきびスナックや…
札幌カリーせんべいに北海道チーズおかき…
チーズ各種が用意されています。
冬にはホットドリンクも販売しています。夏になるとここにはジュースが入っています。
有料試飲できるビールは6種類
そしてビールは6種類から選べます。レジにメニューがあるので、お好みのものを選びましょう。
開拓使麦酒 ろ過【ピルスナー】
サッポロビール創業当時の味を再現したビール。重厚でしっかりした味わいが特徴です。オホーツク産・富良野産の麦芽、富良野産のホップを使用。無ろ過よりも飲みやすいです。
開拓使麦酒 無ろ過【ピルスナー】
サッポロビール創業当時の味を再現したビール。重厚でしっかりした味わいが特徴です。オホーツク産・富良野産の麦芽、富良野産のホップを使用。ろ過よりも重厚感があります。ライトなビールが好みの方は少し飲みづらいかもしれません。
開拓使麦酒 アルト【アルト】
レンガの色を思わせる赤褐色の上面発酵タイプのアルトビールです。まろやかでスッキリとした味わいが特徴です。以前は【レッドスターという名称で販売】
クラシック【ピルスナー】
1985年、素材と製法にこだわった生ビールとして発売。最高級のファインアロマホップを使用した麦芽100%の生ビールです。北海道限定販売のこの味わいは、多くの人が飲みやすい生ビールだと思います。迷ったらコレです!
エーデルピルス【ピルスナー】
ファインアロマホップを通常の3倍使用。上品な苦味と香りが特徴。僕はコレをよく飲みます。夏に飲みたくなる一杯です。
クリスタルヴァイツェン【ヴァイツェン】
原料の約半分に小麦麦芽を使用したビールです。ろ過ならではの白さを基調とした見た目、フルーティな味わい、ホップの優しい苦味、きめ細かい滑らかな泡の季節限定ビールです。冬になると登場するのでよく飲みます。飲みやすくとても美味しいビールです。
オイスター・ブラック【発泡酒】
厚岸産の牡蠣を使用した濃厚でクリーミーな味わいを実現したビールです。本場ヨーロッパでも広く愛されている牡蠣を使用したタイプの黒ビールです。夏になると登場季節限定ビールです。クセが強いのがお好きな方にオススメです。
北海道の生ビール「クラシック」がうまい
種類が多いので、迷ったらまずは「クラシック」を注文するといいと思います。目の前で注がれるビールは…
①グラスはまっすぐ勢いよく |
②泡を落ち着かせゆっくりと |
③泡を盛り上げるように静かに注ぎ終える。 |
というサッポロビールが推奨する、ビールの上手な注ぎ方をしています。
差し出されたビールは泡との比率が7:3です。これは美味しいビールの比率ですね。
レジ付近にあるコースターを片手に席に移動しましょう。
注文して許可を得てから写真ばかり撮っていたので…時間が経ち、泡が少し沈んでしまいましたが…済んだ美しい色をしています。
一口飲んだその味は…
うまい
この一言に尽きます。
各テーブルにメニューが置いてあるので、もう一杯飲みたくなったらこちらから選びましょう。一杯240mlで280円(税込)(2020年1月現在)です。
飲み終わったグラスは4人掛けテーブル席の向かいにある下げ口に戻します。
屋外で飲むビールはオールシーズンうまい
テラス席で北海道の広い空を見上げると…煙突が高々と立っています。それを眺めながら開放的な気分で、暑い夏に飲むのもうまいですが…
サンタさんが煙突を登る冬の時期も…
キンキンに冷えているビールを寒い中で飲むのも僕は好きです。
キンキンに冷えているビールを寒い中に飲むのも僕は好きです。「札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所」があるサッポロファクトリーでは、7月頃にサッポロビール道産子感謝Day、10月頃にはオータムビヤフェストというイベントでビールが一杯200円(税込)(2019年時点)で飲めます(期間内でも有料試飲は280円)。
そんな会場内でもある煙突広場で、大きな空の下開放的な気分でうまいビールをオールシーズン味わいましょう。
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札幌開拓使麦酒醸造所賣捌所
住 所:札幌市中央区北2条東4
サッポロファクトリー レンガ館1F
電 話:011-207-5959
アクセス:地下鉄東西線 バスセンター前駅より徒歩約6分
営業時間:11時~20時(日曜営業)
駐車場:サッポロファクトリーと共用で有り
定休日:12月31日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。