サッポロガーデンパーク内の施設「アリオ札幌」に行く時は、「サッポロビール博物館」で有料試飲をしてしまう事が多い…kobayashi(parking@ace)です。
JR札幌駅からタクシーで約5分
JR札幌駅からタクシーに乗れば約5分(運賃:1,000円 ※タクシーのご利用時間・運賃は道路事情によって異なります。)でサッポロビール博物館に行くことができます。
札幌駅からは他にもバス(記事最下部のアクセスを参照)が1時間に2~3本程度出発しているので利用するといいでしょう。降車すると目の前にサッポロビール博物館があります。
休日の10時30分頃に着いた私は、開館時間の11時まで時間があったので「サッポロガーデンパーク」を散歩しました。
2003年に閉鎖したサッポロビール工場跡地を再開発して出来たこの施設内には、複合商業施設の「アリオ札幌」やビールとジンギスカンが楽しめる「サッポロビール園」、「北海道日本ハムファイターズ屋内練習場」などがあります。
周辺は緑豊かなオープンスペース
「サッポロビール博物館」の周辺は緑豊かなオープンスペースです。10月後半のこの時期は木々が紅葉し、歩いているだけでも目の保養になりとても気持ちがいいです。
上に添付した画像にあるように案内図もありますが、道しるべもいたるところにあるので、目的の場所には迷わずたどり着くことができると思います。
バス停を降りて…もしくは「サッポロガーデンパーク」の入口から入ったら…
まず目につくのは、サッポロビールの前身である官営「開拓使麦酒醸造所」開業式のサインを復元し、“麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ(いう)酒に奈(な)る”と樽に書かれたものでしょう。
右上から縦に読むそうです。第3のビール「麦とホップ」を愛飲する私としては、この文字がちゃんと読めた時には感慨深いものがありました。サッポロビールにとって特別な言葉なのでしょう。
サッポロビールの歴史の跡
樽のすぐ近くには収穫に使われたと思われる、役目を終えたトラクターが置かれています。
導入年度は1969年との事です。
トラクターをぐるっと囲むように花が育てられています。この場所に限らずこの施設内には、花が多く咲いています。
このような取り組みが評価され表彰されているようです。
まだ開館していない「サッポロビール博物館」の向かいには…
大阪工場で1961年から約40年にわたって、ビールを3万回以上も仕込んだとの記録が残っている「ビール仕込み釜」が設置されています。
この釜は竣工当時、東洋一といわれた工場の象徴として2009年6月に設置されました。
ちなみに…この釜から少し離れた場所にいた時に、観光客の方と思われる年配の綺麗な女性3人組に大きな声で「すいませ~ん!」と声をかけられ…記念撮影に応じました。
あんなに離れた場所から写真撮影を依頼されたのが初めてで…女性のパワーはすごいなと感心しつつ…ここは撮影スポットなんだとあらためて認識しました。
サッポロビール園は5つの施設
「サッポロガーデンパーク」という名称ができる前からオープンしているのが、今では施設の一部となった「サッポロビール園」です。1966年にオープンしたこの名称の方がピンとくる方のほうが多いと思います。
5つの施設からなる「サッポロビール園」は基本的には(一部を除く)どこでもジンギスカンとビールを楽しむことができます。
違いは価格帯でしょうか…ビール仕込み釜の奥には一番高級なお店でプレミアムな味わい、プレミアムな居心地をうたう「ガーデングリル」があります。私は行ったことがありませんが…一番安い飲み放題を含めたコースだと5,300円(税込 ※以下同)(2019年現在 ※以下同)からです。
こちらの斜め向かいにはカフェがある「ガーデンショップ」があります。お土産などが買えますが、こちらではジンギスカンやビールは飲食できません。
サッポロビール園のお得に楽しめる施設
高級店「ガーデングリル」の向かいには「開拓使館」があります。1Fは「トロンメルホール」という名称で、ジンギスカンの他にもタラバガニ・ズワイガニやお寿司の食べ放題を楽しめます。
人気のテーブルバイキング+カニ食べ放題に、飲み放題をつけると6,980円です。贅沢に楽しめますね。
「開拓使館」の2F・3Fは「ケッセルホール」という名称でサッポロビール園のシンボルとされています。黒ラベルの北海道版TVCMで安田顕さんと森崎博之さんが登場した時に撮影された場所です。
ジンギスカンを含む4種のお肉をバイキングで楽しめる飲み放題プランは4,840円です。園内ではわりとお得な方ですね。
「開拓使館」のレンガの壁面は蔦が絡まり、紅葉の時期には美しい風景をつくります。
「開拓使館」から「ガーデンショップ」を通り過ぎると、個室もあるレトロモダンなホール「ポプラ館」があります。ジンギスカン・牛カルビが楽しめる飲み放題プランは4,510円です。園内の食べ飲み放題では最安です。
「ポプラ館」の左側には、いろいろな味付けのジンギスカンが楽しめる「ライラック」があります。こちらは6種味付けジンギスカンと牛カルビ・アラカルト食べ放題+飲み放題で5,390円です。
こちらはランチもお得でオススメです。以下の記事に詳細を書いています。
サッポロビール園の各施設の場所はこちらをご覧ください。
サッポロビール博物館で極上の一杯を
「サッポロガーデンパーク」をひとしきり歩き回ったら…喉が乾いてきました。そろそろ「サッポロビール博物館」開館の11時です…すでに20名以上が待っていました。
このサインの方へ進み入口に入ると…
ペレットストーブがお出迎えしてくれます。
博物館というだけあって、大人500円(19歳以下300円・小学生以下無料)でプレミアムツアーを楽しめます。
開拓使麦酒醸造所創設の立役者をドラマチックにご紹介するプレミアムシアターから、サッポロギャラリーとアドコレクションを見学し…最後は「復刻札幌製麦酒」とサッポロ生ビール黒ラベルの飲み比べを味わえるツアーです。
並んでいた人たちはおそらくこれ目当てだったと思います(予約不要・無料の自由見学もあります)。というのも…ビールを飲む場所の「スターホール」には私しかいませんでした。
ライティングが素敵な空間です。
ビールは一杯300円からです。
「スターホール」入口付近にある自動券売機でチケットを買ってから…
カウンターでチケットを渡し、綺麗に手入れされたサーバーからビールが注がれます。
ビールサーバーは見た目もさることながら、内部も丁寧に手入れさているのを感じて澄んだ味のする「極上の一杯」です。
このサイズだと私は一気に飲んでしまいます。飲んだ後の鼻を通り抜ける香りがたまりません。
札幌に来たら、まずはここで極上のビールを堪能しましょう
ビールを購入したらおつまみが一袋付いてきます。以前はチーズかスナックを選べましたが…現在は一種類のみとなっているようです。
ちなみに現在は800円になっている「3種飲み比べセット」は以前は500円でした…。さらに言うと300円のビールは250円でグラスの大きさも現在よりも大きかったです…。
ですが…
ここでしか味わえないビールの美味しさに変わりはありません。観光で札幌に来られた方にはぜひ一度ここで「極上のビール」を堪能される事をおすすめします。
飲む前に「サッポロガーデンパーク」を散歩して、清々しい気持ちになって、喉を乾かしてから行くともっと美味しく感じるかもしれませんね。
——————————————————–
サッポロビール博物館
住 所:札幌市東区北7条東9丁目1-1
サッポロガーデンパーク内
電 話:011-748-1876
(受付時間 10時~17時30分)
営業時間:11時~20時
(入館は19時30分まで)
休館日:12月31日・臨時休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と
年末年始は自由見学のみ可能です。
スターホールは11時~19時(L.O.18時30分)
プレミアムツアーは11時より30分毎スタート
(最終17時30分)※所要時間は50分
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
アクセス:【電車で行く場合】
地下鉄東豊線 東区役所前駅 徒歩約10分
JR苗穂駅 北口から徒歩約8分
【タクシーで行く場合】
札幌駅より約5分 運賃:約1000円
※タクシーのご利用時間・運賃は道路事情によって異なります。
【バスで行く場合】
環88線(ファクトリー線) | 「サッポロビール博物館」停留所 降車 ※乗車はサッポロビール園 停留所 |
東61線・東68線 | 「サッポロビール博物館」停留所 降車 |
東3線・東63線 | 「アリオ札幌」停留所 降車 |
東17線・東19線・東64線 | 「北9東7」停留所 降車 |
サッポロビール園・アリオ線 | 札幌駅北口2番乗り場~「サッポロビール園」 ※乗車はサッポロビール園 停留所・降車はサッポロビール博物館 |