1966年に現在の札幌市中央区大通東1丁目に移転された北海道中央バス札幌ターミナルビルの地下にある食堂街が大好きな、kobayashi(parking@ace)です。
地下食堂街は安く美味しい店が多い
中央バス札幌ターミナルビルの地下食堂街にはいくつかの飲食店が入っていて、どこもリーズナブルに食事が楽しめる場所です。古くからの店舗もあり、開店当時からあまり料金が変わっていないような印象を受けます。その中の1つ「CurryClub樹」は、以前もカレー屋さんが入っていた場所で営業をしており、地下食堂街の中では比較的新しい店舗です。
中央入口からすぐ左に見える階段を下ると、美味しそうなカレーの香りを漂わせる「CurryClub樹」の看板が目に入ります。ここでは”本日のワンコインランチ”とお得なメニューを見やすい場所に掲げていて、500円のチキンカツカレー(2019年7月現在)はほぼ毎回書かれている看板メニューだと思っております。
お子様にも食べやすいマイルドなカレー
柔和な物腰の店主の「いらっしゃいませ」の挨拶に会釈をし、いつもの左から二番目の席に着いたら「チキンカツカレーをください」とオーダー。
これまた柔和に「5分ほどお時間ください」といつも気遣いをいただき、すぐさまチキンカツを揚げる音がします。それは静かな拍手喝采のような音に聞こえ、空腹ですぐにでも食べたいという衝動を和らげてくれます。そして5分も立たないうちに到着。
滑らかな表面のルーはキラキラと輝き、口に含むと野菜の優しい甘さが広がります。お子様も好んで食べれるようなマイルドな味なので、辛いのが苦手だけどカレーが大好きという方にはぴったりの味ではないでしょうか。
辛いのがお好きな方にはプラス30円(2019年7月現在)で辛口ソースに変更することが出来ます。そうしなくても、テーブルに辛口スパイスが用意されているので、お好みの辛さに調節することが出来ます。これは、どのような方にも食べやすいカレーを提供したいという店主の気遣いを感じられます。
揚げたてのチキンカツはサクッと美味しい
ルーの野菜の優しい甘さを口いっぱいに感じた後は、各テーブルに備え付けられているスプーンとは別で渡されるフォークを使ってチキンカツのみをいただきます。小ぶりながらもさっぱりとした旨味を十分に堪能できるのは、揚げたてならではだと思います。
そして野菜の優しい甘さのルーと、さっぱりとした旨味のチキンカツを一緒に食べる事で、チキンカツカレーの本領が発揮されます。箸休めで食べる上品な色合いの福神漬けは食感もよく、一皿に盛られたカレーライスの中で存在感を発揮します。福神漬けが苦手な僕も美味しくいただく事が出来ました。上品な色合いが抵抗を無くしてくれたのかもしれませんね。
ワンコインランチに一切手抜きなし
最後にチキンカツ・ルー・ライスをスプーンに乗せ口に入れた後、お腹が満たされた満足感と美味しいカレーを味わった満足感に浸れます。
席で「ごちそうさまでした」と言うと、店主がまたまた柔和に「はーい、500円です」といつもの言い回しに自然と「美味しかったです」と言葉が出てきます。安さにも満足するトリプル安心の「CurryClub樹」は、時々無性に食べに行きたくなるカレー屋さんです。
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住 所:札幌市中央区大通東1丁目3
中央バス札幌ターミナルB1F
電 話:011-233-3039
アクセス:地下鉄南北線 大通駅より徒歩約5分
地下鉄東西線 バスセンター前駅
2番出口より徒歩約2分
営業時間:11時~20時 (L.O.19時30分)
(日曜営業)
定休日:不定休
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。