「無骨(ぶこつ)」とは洗練されていないことや無作法といった意味ですが…今回タイトルで使った「無骨」は飾らない素朴な様子が魅力的という意味で使わせて頂いた、kobayashi(parking@ace)です。
住 所:札幌市西区山の手3条3丁目3-12
電 話:011-612-3393
営業時間:11時30分~14時、17時~21時
定休日:日曜祝日
駐車場:店舗前2台、店舗南側7台 計9台
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計9台の駐車スペース
地下鉄東西線 琴似駅4番出口から徒歩10分以上山の手方面へまっすぐ(琴似栄町通り沿い)歩くと、緑の看板に青い文字で書かれた「定食」の文字が目立つお食事処「北遙館(ほくようかん)」。
公共交通機関から歩くと若干時間がかかるので、お車をお持ちの方は店舗前2台・店舗南側7台ある駐車スペースを利用するといいでしょう。年季の入った建物の入口には“味自慢”と書かれた暖簾がかけられています。
ドアを開けると年配の主人のしっかりとした「いらっしゃい」の声とともに店内を見渡すと、細長い店内に並ぶカウンター8席、手前には4人が座れる小上がりがあります。昼12時を過ぎたピークの時間だったのでほぼ満席状態でしたが、2席空いていたので座ることが出来ました。
無骨な主人が一人で店内を切り盛り
ずらりと並ぶ美味しそうなメニューを見て、サンマやサバの焼き魚定食や、ポークチャップ定食・揚げ出し豆腐定食に迷いながらも「豚生姜焼き定食」700円(2019年8月現在)を注文。後から来たお客さんには「日替わりならすぐ出せるよ」と声をかけていました。
というのもこのお店では主人が一人で調理・配膳・会計などをしているので、なるべく回転率がよくなるように勧めていると思いました。回りを見渡すと日替りサービス定食を頼んでいた常連と思われるお客さんが多かったので、そこら辺はみんなわかっているんだなと常連さんの優しさを感じました。
食べ終わった後、必ずカウンターに食器を返していたのも同様です。僕も見習おうと思いました。
優しい味の豚生姜焼き定食
忙しく調理場で働く主人に無駄な動きは感じられず、テキパキと丁寧な仕事をしていました。お昼のピーク時なので時間がかかってもしょうがないと思いながら待つ事20分ほどで「豚生姜焼き定食」が到着しました。
まずは味噌汁を一口…ちょっとしょっぱ目の味付けですが、男らしい無骨な主人を象徴するような味で美味しかったです。北海道は濃い味を地でいく僕は大好きな味でした。ご飯は甘みをしっかりと感じられこれだけでも一杯を食べ進めてしまいたいほどの美味しさです。
そして豚生姜焼きを食べると…すりおろしたりんごや玉ねぎが効いているのか、はじめに優しい甘みを感じました。生姜の効き具合も絶妙のバランスで濃くなくちょうどいいタレの味が薄い衣をまとった豚肉の旨味とよき相乗効果、無骨な感じの主人とはうらはらとは失礼な言い方になってしまいますが…優しい味わいの「豚生姜焼き定食」は絶品でした。
会計時に本当の優しさを知る
丁寧な作りの酢の物を箸休めにしながら大満足で完食。「ごちそうさまでした」の声とともに食器をカウンターに返しました。会計をしようとカウンターの端に行くと、店内を見渡せる位置にエプロンをつけてバンダナを巻き優しく微笑む女性の写真がありました。
おそらくこの方はご主人の奥様でしょう。しっかりと「ありがとうございました」と言う店主の後ろには綺麗な花が添えられていて、奥様への愛情を象徴していました。そんな無骨な主人の丁寧で優しい味の料理と人柄に、今日も常連さんは「北遙館」へ足を運ばせるのでしょう。
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北遙館
住 所:札幌市西区山の手3条3丁目3-12
電 話:011-612-3393
営業時間:11時30分~14時、17時~21時
定休日:日曜祝日
駐車場:店舗前2台、店舗南側7台 計9台
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