実家近くの駅で降りると必ず目につく“浜チャンポン”と書かれた大きな看板…子供の頃によく行っていた中華料理さん「三八飯店 札幌店」のものです。十数年ぶりに行ってみたくなり…両親と娘とお店に向かった、kobayashi(parking@ace)です。
住 所:札幌市手稲区富岡一条4-5-38
電 話:011-683-7640
アクセス:JR稲積公園駅より徒歩約3分
営業時間:11時~19時30分
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
チャーハン大好き過ぎて…地元札幌でチャーハンを食べ歩きまくった、kobayashi(parking@ace)です。今回は我が街、札幌のチャーハンが旨いお店をご紹介していきます。超個人的に選んでいるので「あのお店が入ってい[…]
JR稲積公園駅より徒歩約3分
JR稲積公園駅で降りてから出入口に向かいます。
出入口は「北」と「南」に分かれているので、「南」と書かれた国道側のドアから出ます。
出てすぐの横断歩道からは“浜チャンポン”と書かれた大きな看板が見えています。以前は高架橋(富岡通:2005年開通)がなかったのでもっと目立っていました。
信号を渡って振り返ると…1986年に開通した稲積公園駅が見えます。年季の入ったこの駅は3つの河川に挟まれた低地で洪水の被害を受けることがあったため1983年に高架化されています。
横断歩道を渡った場所では…半分破れてしまった手稲区のマスコットキャラクター「ていぬくん」がプリントされた旗越しに“浜チャンポン”の看板がよく見えてきます。その後ろの山は手稲山です。
看板を目指して高架橋の下を歩きましょう。
遠くから見えていたのはこの看板でした。踊るような…躍動感のある書体で書かれた“浜チャンポン”…このお店の名前だと長いこと思っていました。おそらく手稲区民は「三八飯店」と言われても「?」ってなるかと思われます。それほど“浜チャンポン”という名称はこのお店の愛称として親しまれていると思います。
こちらが「三八飯店 札幌店」です。稲積公園駅の改札を出てから徒歩3分ほどで着きます。
駐車場は広めの約40台収容!
車で行かれる方はJR線路沿いで稲積公園駅向かいの高架橋下(手稲山に向かって左側の道路)に入りましょう。すぐに“浜チャンポン”と書かれた大きな看板が見えます。店舗前に広々とした駐車場があります。
店舗裏にも駐車スペースがあります。店舗前とあわせて約40台収容が可能なので、停める場所に困ることはないでしょう。
日曜お昼時は全96席が満席に
日曜日の1時20分頃にお店に入ると、昼のピーク時間はずらして来たつもりでしたが…店内は満席でした。風除室にイスが2つ、店内には5つぐらいのイスがあるので座って待つことが出来ます。
一緒に行った母が「あんたら車で待ってなさい」との優しい言葉に甘え…父と娘を車に残して、私はブログ掲載用に店舗周辺の写真撮影に向かいました。思ったよりも早く順番が回って来たようで…待合席で注文を先にする事になり、母から電話がかかって来ました。
「先に注文するけど何食べるのさ?」と聞かれたので…娘と一緒に食べる「チャーハン大盛り」をお願いしました。「もうすぐ席に座れそうだから早くこっち来なさい」その言葉で早めに撮影を済ませお店に向かいました。入口には“出来上がりまでお時間がかかります”と注意書きがありました。
三八名物 浜チャンポンとアンカケ焼きそば
待合席で改めてメニューを見てみると“三八名物”として「浜チャンポン 1,200円(税込 ※以下同)」(2019年12月現在 ※以下同)と「アンカケ焼きそば 950円」を大きくアピールしていました。
両親がこのお店に来るのも十数年ぶりだったので「浜チャンポン」の価格が以前よりもかなり高くなっていた事に驚いていました。大きなどんぶりにイカが丸ごと入っているのが特徴で、ホタテや貝類などの海の幸がたっぷりで…何よりもワカメがたっぷりの塩ラーメンです。
「アンカケ焼きそば」は食べた事がありませんが…お客さんの8割以上はこれを注文していたようだったので、名物の中の名物は「アンカケ焼きそば」かもしれませんね。
昔はもっとメニューが多かったように思いますが…ニーズが「アンカケ焼きそば」に集中しているので、少数精鋭のメニューになったのかなと思いました。今回私と娘は「五目チャーハン大盛(スープ付) 1100円」(普通サイズは850円)、父が「みそラーメン 850円」、母が「昔風醤油ラーメン 700円」を注文しました。
昔このお店の近くにあった「磯チャンポン」
待合席で待っている間…レジ近辺で待機する店員さんが4人ほどいたので、随分と規模が大きなお店になったなと感慨に耽ながら子供の頃の事を思い出しました…家族で来て空いている席に着くと、当時の店員さんが「そこじゃなくてあっちに座って下さい」など言われた事があり、父がそれに居心地を悪く感じ…その頃この近くにあった「磯チャンポン」という愛称のお店のほうによく行っていました。
そこの名物も「磯チャンポン」でこのお店と同じようなものだったと記憶をしています。このお店とどういう関係があるかはわかりませんが…美味しいお店でした。今も変わらずですが、チャーハンばかり注文して味に満足していたそのお店はいつの間にか閉店していました。
…そんな事を思い出しているうちに席の案内をされました。母が店内で待って15分ほど過ぎた頃だと思います。客席も以前よりは大きくなったように思います。「浜チャンポン」は場所や味の良さもあると思いますが…店内の客席のコントロールなどをしっかりとして、回転率を上げるような取り組みが店を大きくしながら長年続いた秘訣かもしれません。
みそラーメン 850円
席について10分ほどで父が注文した「みそラーメン」が到着しました。どんぶりが大きめです。
その大きさがわかりやすいのがレンゲです。左が後に来るチャーハンのスープ用レンゲ(一般的な大きさ)で右がラーメン用のスープです。
上記をふまえるとこのどんぶりの大きさが伝わると思います。高齢な父が全て食べ切れるかちょっと不安になりましたが、全てのメニューについて来ると思われる取り皿があるので、みんなで分けて食べる事ができます。
父に「お前ちょっと食べるか?」と言われたので…取り皿にちょっとよそうと「もっと食べれや」との事だったので結構食べました…ほうれん草・たまねぎ・にんじん・もやし・豚肉がよき彩を添えるとともに…スープの自然な甘さを引き立ててまろやかで美味しいスープでした。とても優しい味です。
縮れた黄色い麺はまろやかなスープを絡めて…程よい茹で加減がいい食感で、老若男女誰しもが食べやすいと思います。
昔風醤油ラーメン 700円
母は注文した後に待合席で「あんかけのやつが食べたいんだよな」と言うので「まだ注文変更できるんじゃない?アンカケ焼きそばの事?」と聞くと…「いや違う、アレさ…あんかけのラーメン。アレ、あのやつ」アレアレばかりで答えになかなか辿り着かない中…「広東メンじゃない?」と言っても「いや…アレさ、アレアレ」と結局答えが出ず…最初に注文したままの「昔風醤油ラーメン」が届きました。
昔風ラーメン好きの母を唸らす、澄んだスープのラーメンでした。「みそラーメン」同様大きなどんぶりです。こちらもスープを一口もらうと…昆布出汁の優しい味が鶏ガラで奥深くなり、ほっとするような昔懐かしい味わいでした。母の対面に座った娘はやみつきになり結構な量をもらって食べていました。
料理上手な母は外食のラーメンにはいつも辛口ですが…珍しく「すごく美味しいね」と言っていました。父と2人でまたここに通う事になるでしょう。
隣の席のお客さんが「広東メン」を食べているのを見て…「アレさ!アレアレ」と言っていたので、アレとはやはり「広東メン」の事でした。。
五目チャーハン大盛 1100円
最後に私が注文した「五目チャーハン大盛(スープ付)」が到着しました。さすがの大盛…結構な量です。
一緒に食べるはずだった娘は「昔風醤油ラーメン」でもうお腹いっぱいになり、私は「みそラーメン」を結構食べていたので食べ切れるかちょっと自信がありませんでしたが…大好きなチャーハンです。楽しみにしながらまずはスープを一口…薄味でほんのり出汁を感じました。
そしてチャーハンです。ハム・チャーシュー・長ねぎ・卵の色合いがいいですね。
しっとりとしたこのチャーハンはわりと薄味でした。具材・米・調味料がしっかりと混ざり合っていたので…まんべんなく炒められていると思いますが、火力は低めに感じました。
食べ終えた後の皿を見ると…油がわりと残っているので、どちらかと言えばオイリーな方でしょう。
老若男女に愛される手稲の町中華
テーブル上にアンカケ焼そば用の大きなからしや酢と共に…こしょうが置いてありました。
少しパンチを加えたかったので、チャーハンに振りかけて食べてみるとちょうどいい味わいになりました。
全て食べ終えたチャーハンの薄めな味付けは、老若男女どの世代でも食べやすくしているのだろうと思いました。
お腹いっぱいになってレジに行くと“持ち帰り容器 代金八十円です”との張り紙が…アンカケ焼そばも普通サイズで結構な量だったので、食べれない時は無理せず持ち帰った方がいいかも知れません。
帰り際気づいたのですが、店内は禁煙との事です。小さいお子さんも安心して連れて行く事ができますね。
“浜チャンポン”「三八飯店 札幌店」は老若男女誰しもが美味しく食べられるお店という事を、娘や両親の満足した表情が教えてくれました。テーブル席の他に小上がりもあるので、くつろぎながら家族で楽しめるお店…老若男女に愛される手稲の町中華です。
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三八飯店 札幌店(浜チャンポン)
住 所:札幌市手稲区富岡一条4-5-38
電 話:011-683-7640
アクセス:JR稲積公園駅より徒歩約3分
営業時間:11時~19時30分
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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