札幌在住。奥さんと小学生の娘、フレンチブルドッグのベンと暮らしております。札幌のグルメ情報や動画配信サービスなど書いております。

札幌「麺や ハレル家」の多彩なラーメンは何度通っても食べたい味

麺や ハレル家外観

 

「贅沢は敵だ!」とばかりに、ランチ代400円以内をきっちりと守る、万年金欠で財布の中身は常にエンプティマークが点灯中の、kobayashi(parking@ace)です。

 

豊富なメニューで、何を食べるか迷ってしまう

 

札幌駅のほど近く…歩いて10分程の「共同組合 札幌総合卸センター」という、1966年に35社(現在は24社が加盟)の企業が参加し設立した通称「札幌卸センター」は再開発が予定(2019年7月現在)されている、年月の経過を感じざるを得ないエリアとなっています。

札幌卸センター

 

そのすぐ近くに、美味しそうなメニューを多く貼った誘惑強めの外観を持つラーメン屋「麺や ハレル家」があります

 

以前はお弁当屋さんが入っていたこの建物は、平日は卸センターの方が多くランチに訪れる立地だと思います。いつもこのお店の前に通ると、食べるわけではないのにメニューを見て勝手に食べた気になって、想像だけで満足しておりましたが…このメニューだけはちょっと想像がしづらかったラーメンがありました…。

 

それは「青森シャムロック」

今でこそ調べて鶏の品種ということがわかりましたが…パンチの強いネーミングに強く惹かれていました。久しぶりに奥さんと休日が重なったので、家族みんなで「麺や ハレル家」に行きたい(休日のランチは僕のお小遣いを使わず、家のお金で食べれます)と提案をしましたが…ラーメンを食べるテンションではなかったようで…1000円を渡され、1人でちょっぴり寂しく感じながら行くことにしました。

 

奥さんに1000円をもらって、ずっと気になっていたラーメン屋さんに行けました。
「雨は、やさしく No.2」

 

お店の前で、誘惑強めのメニュー群に心揺さぶられながら…初志貫徹を装って店内へ…休日の店内はぽつぽつとお客さんがいる程度でしたが…席に着き注文をした後から来店するお客さんが後を絶たず、木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気の店内が賑わっていきました

 

目の前に到着「青森シャムロック」

注文が届く間、改めてメニューを見返してみると…魅惑のラーメンがメニュー上で今か今かと出番を待っているようで、メニュー数の多さはリピートのきっかけを促す効果が強いな…なんて思ってしまいました。

麺や ハレル家 魅惑のメニュー

 

そんな事を考えているうちに「青森シャムロック」が目の前に到着。片思いの人と2人きりにならざるを得ないようなシュチュエーションに…戸惑いながらもまずはスープを一口…メニューに書かれている「弱火で長時間煮込んだ青森シャムロックスープは旨し」を初体験

 

鶏の旨味をしっかりと感じられました。そして硬めのストレートな細麺をすすると…スープによって麺の仕様を変える事の意味を教えてくれる美味しい味でした。

青森シャムロック

 

ラーメンで替玉を初体験…

美味しく食べ進めるうちに、メニューに書いてあった「替玉 シングル(細麺)100円」(2019年 7月現在)がどんどん脳内の容量を圧迫しながらで大きくなっていき、セルフ洗脳がスタートしました。麺がほぼなくなっていても、まだ空腹を感じたのはそれがかかっていたためでしょう。。

 

ちょっと誇大表現になりましたが、スープがまだ熱いうちに替玉を注文。待っている間、レモンスライスが入ったお水で一旦お口直し、こういった水にレモンを入れるちょっとした気遣いって嬉しいですね。まだ旺盛な食欲を満たすまで場つなぎとして1杯…2杯…3杯の水をちょっとづつ飲んでいたけど…10分以上待っても…替玉がこない!

 

最後は店員さんの心意気にも満足

隣のお客さんに替玉が届き、あれ頼んでいたかな?って思ったけども…まさか自分の替玉が隣のお客さんにいっているとは思えず待つ…細麺を茹でるのそんなにかかるかな?スープも冷めていく…これは言わなきゃと店員さんに「すいませーん!替玉まだ時間かかります?」と伝え…間違っていた事に気づいた店員さん丁寧なお詫びに、水をもう一杯ちびちびと飲みながら替玉を待ちました。

 

そしてついに替玉到着。しばらく会えなかった恋人と再会したような喜びを抑え、スープに投入。

替玉とスープ

 

スープの温度が低くなった事で、また違う鶏の旨味(落ち着いてさらに深まったコク)を味わうことが出来て、料理と温度の関係を再発見。最後まで美味しくいただくことが出来ました!

替玉投入

 

そしてお会計をお願いすると店員さんが「900円になります」とのお言葉…あれ?替玉分が入っていない。そのように伝えると「すいませんでした。結構です」と言った心意気がイケメン店員さんにはキラリと後光がさしているように見えました。人間誰しも間違いがある。その間違いにどう向き合っていくかが大事な事かを目の当たりにし、僕は味にも接客にも満足しながら店を後にしました。

 

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住  所:札幌市東区北7条東3丁目2-3
電  話:011-776-6216
アクセス:JR札幌駅より徒歩約10分
営業時間:【月曜日~金曜日】
■11時~15時30分 ■17時~20時
【土曜日~日曜日・祝日】
■11時~20時
駐車場:店舗横に10台スペースあり
定休日:年中無休(12/31・1/1は休業)

 

近隣のファイターズ通りのお店です

 

この店名なんだろう…そう思ってから2年後に「雨は、やさしく No.2」のラーメンをやっと食べれました

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麺や ハレル家外観
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