札幌在住。奥さんと小学生の娘、フレンチブルドッグのベンと暮らしております。札幌のグルメ情報や夫目線の家事についてなど書いております。

東区の中華食堂「北華飯店」は、古き良き食堂好きを唸らす名店

北華飯店 外観

 

年季の入った食堂が好きで、そんなお店のメインが中華料理だと無条件に入りたくなってしまう、kobayashi(parking@ace)です。

 

地下鉄東区役所前駅から徒歩約3分

地下鉄東豊線 東区役所前駅から徒歩約3分…オレンジのテント屋根に控えめに白で入った中華マークの中央に黒い文字で「北華飯店」と書かれているのが「北華飯店 東支店」です。ここに入る前、お店の外からも美味しそうな匂いを感じました。

 

タイルの剥げ落ちた外観は長くこの街に根付いて営業している証です。こういう外観は古き良き食堂好きの私は大好きです。目の前には「東8丁目篠路通」があり車の往来が多いですが、こちらのお店には駐車場がありません。来られる際は地下鉄を利用するといいでしょう。

 

昼12時半過ぎに白い暖簾をくぐるとカウンター6席、四人掛けテーブル2つの店内は半分ほど埋まっていました。

 

物言わぬ…眼光鋭い店主

ちょうど他のお客さんが帰るタイミングで慌ただしい店内に入った私は、特に案内もなかったのでどこに座ろうか一瞬迷いました…カウンターの中央が空いていたので座り、ここに来る前から「今日はチャーハンを食べよう」と決めていたので注文をするタイミングを伺っていましたが、炎に包まれたフライパンを振り回す店主と奥さんと思われる女性店員さんが忙しそうなのでちょっと待つことにしました。

 

一向にいいタイミングが訪れなかったので…店主に「すいません、チャーハン下さい」というと、鋭い眼光で一瞥されただけで無反応でした…聞き取りづらかったのかなと思いもう一度「チャーハンお願いします」というと、物言わぬ店主に変わり奥さんが「チャーハンですね」と答えてくれました。

 

お手頃価格なメニュー

私が頼んだ「チャーハン 630円」(税込)(2019年 9月現在 以下同)の他に、ラーメンが一杯600円から一番高いメニューでもカツカレー730円でした。お手頃価格が嬉しいですね。

 

メニュー表を見ると眼光鋭い店主とは正反対にかわいらしいイラストが描かれていました。先ほどの恐怖体験が少しだけ中和された気持ちになりました。

メニュー

 

店の外から見ると年季のある食堂特有の暗い店内だと思いましたが、蛍光灯の光が店内を明るくしていました。暗い店内だったら眼光鋭い店主がもっと怖く感じるかもしれません。

 

(大)ライス 270円の量に驚く

カウンターの隣のお客さんの前に“日本昔ばなし”ばりのてんこ盛りなご飯が置いてあったのに驚きながら(おそらく(大)ライス 270円です)厨房を見てみると、いい手さばきで店主がフライパンを振り続けます。

 

その横では奥さんが白いご飯を器に盛って、山盛りの刻み玉ねぎ・チャーシューが入ったボールを持ってスタンバイしています。ボールの具材を適量白いご飯の上に乗せて私のチャーハンがフライパンに投入される準備が整いました。長年培ったご夫婦の阿吽の呼吸が素晴らしいです

 

途中目の前のカウンターに店主が「ゴンッ」と置いたマグカップは私の中華スープだと思いましたが…なんとなく手に取るのを躊躇したのでそのままにしておきました。そして店主がチャーハンになる前の白いご飯と具材をフライパンに投入…「ジャージャー」と卵とご飯が混ざり合う心地よい音に私のお腹が「グゥー」と応えました。

 

思わず唸るシンプルなチャーハン

店主が3度ほど味見をし、完成したチャーハンが奥さんに手渡されました。紅生姜をのせて「お待たせしました。チャーハンと…」と言って目の前にあったマグカップにスープを注ぎ「スープです」と手渡してくれました。

 

あの時マグカップを取らなくて良かったと安堵の気持ちでチャーハンを一口…醤油の香ばしさと胡椒のパンチが効き、玉ねぎの甘み・チャーシューの旨味を卵でマイルドに包み込むシンプルな味付けに思わず唸る逸品でした。

 

チャーハン

 

中華スープは醤油の味が若干強めで、程よく油でコーティングされた“しっとりでパラパラ”なチャーハンと好相性です。

 

中華スープ

 

しっかりとフライパンで炒められたチャーハンは食べ終えるまで熱々の状態をキープしていました。見た目よりもボリュームのある量は大満足で満腹にしてくれます。

 

仲睦まじき夫婦が作る名店

食べ終える頃には他のお客さんが帰って客は私一人になりました。(大)ライスを食べていた隣のお客さんは古くから来ている常連の親子のようで、会計時に談笑した後…夫婦二人で「あのお母さん若いよな」「二人を見たら姉弟に見える」なんて、眼光の鋭い店主がにこやかに話していました。

 

60代~70代くらいの夫婦は旦那さんが亭主関白で仲が悪いという勝手な私のイメージを覆す…仲睦まじき夫婦は「北華飯店」を名店にしている原動力になっているでしょう。そして食べ終え…会計に向かうと、普段は奥さんがしていた会計を店主がしてくれました。

 

恐怖心が残っている私は、恐る恐るお金を払い「ごちそうさまでした」と言うと…眼光の鋭い店主からは想像もつかない「ありがとうございました」と心に響く挨拶をされやっと恐怖心が消えました(笑)。

 

最後に…常連さんの会計が30円多い事に気づいた店主が奥さんに言うと、お金を受け取った奥さんが常連さんを追いかけて店の外へ走り出しました。正直にお客さんと向き合う姿勢に「北華飯店」が長く愛されている理由を見た気がします。

 

——————————————————–
住  所:札幌市東区北14条東8-1-7
電  話:011-753-1752
アクセス:地下鉄東豊線 東区役所前駅より徒歩約3分
営業時間:11時~21時
駐車場:無し
定休日:水曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

 

札幌の古き良き名店です

 

特製のタレで食べるホルモンと、昔風ラーメンが秀逸な札幌の名店「幸楽園」

食事処「くわふじ」お手頃価格で大満足できる定食屋さん

琴似の大衆中華食堂「進龍」は、古き良き食堂好きの期待を裏切らない

北華飯店 外観
ちょっとでも面白いと思った方はこちらもどうぞ!
>ご覧いただきありがとうございます!

ご覧いただきありがとうございます!

ちょっとでも楽しんでいただけたら嬉しいです