札幌でチャーハンが旨い店といえば…必ずこのお店の名前が出てくる「らーめん 信玄」。十数年ぶりに食べてみたくなったので、積もった雪が溶け…晴れた日に自転車を走らせた、kobayashi(parking@ace)です。
住 所:札幌市中央区南六条西8
電 話:011-530-5002
アクセス:札幌市電 東本願寺前より徒歩約2分
地下鉄すすきの駅より徒歩約10分
営業時間:11時30分~翌1時(L.O)
【日曜営業】
駐車場:無し
徒歩2分圏内にコインパーキング複数有り
定休日:無休
チャーハン大好き過ぎて…地元札幌でチャーハンを食べ歩きまくった、kobayashi(parking@ace)です。今回は我が街、札幌のチャーハンが旨いお店をご紹介していきます。超個人的に選んでいるので「あのお店が入ってい[…]
市電東本願寺前電停から徒歩約2分
札幌市電停留場「すすきの」から乗車4分程で「東本願寺前」に着きます。
「東本願寺前」で降りてもいわ山の方を見ると…ファミリーマート沿いに道路があるので真っ直ぐ進みます。
するとすぐ左側に「東本願寺」が見えるのでここから右に曲がります。
もいわ山側の歩道を真っ直ぐ歩いて行くと…
黄色い看板に赤文字で「らーめん」黒い筆文字で「信玄」と書かれた看板が見えてきます。ここまで徒歩2分程です。
ちなみに地下鉄すすきの駅からは徒歩10分程です。既に開店を待つお客さんが並んでいました。
「らーめん 信玄 南6条店」には専用駐車場がありませんが…市電停留場「東本願寺前」のすぐ近くにこちらのコインパーキングと…
こちらのコインパーキングがあります。
「東本願寺」の目の前にもひとつありました。車で来られる方はいずれかを利用するといいでしょう。
開店10分前には既に大勢並んでいます
この日は平日で開店時間11時30分の10分前ぐらいに着きましたが…既に17名程並んでいました。さすがの人気店です。事前に調べてカウンターは13席という事を知っていたので…開店してからも待つ事になります。
並ぶ場所はチェーンで仕切られていたので、通行人の妨げになる事はないと思いますが…騒音(大きな話し声等)について注意喚起の張り紙がされていたので、すすきのの近くということもあり特に夜間…飲んだ後のシメ等で来る時には注意が必要だと思います。
開店時間になり列の前の人達から移動をはじめました。すぐ前の2人のアジア人観光客は店内に入っても待つ事を知り…僕に順場を譲って帰ってしまいました。カウンターの周りに並ぶ待合席で2人組が先にいて3人目で待つ事になりました。
他の待っているお客さんがペットボトルの飲料を口にしたところ「店内への持ち込みはご遠慮ください」と、店員さんが丁寧な口調で言っていました。“待合席での飲食はご遠慮願います”や“待合席でのトラブルはご遠慮ください”など注意書きが目についたので、すすきのに近い場所柄で翌1時まで営業の人気店…酔った客やそうじゃないお客でも、これまで店内で多くのトラブルがあった事を物語っているようでした。
他にもお客さんがいるので、マナーを守って楽しく食事したいですね。
店内に広がるラードの甘く旨そうな匂い
店内は全13席のカウンター席のみです。開店前から並んでそこに座れたお客さん達の注文を受けてから厨房で調理が始まりました。
厨房の左側でチャーハンを作る中華鍋をかき回す音が、威勢良く聞こえてきたと共に…ラードで炒めたような甘く旨そうな匂いが店内に広がりました。食欲をそそるとてもいい匂いです。
チャーハンが先にお客さんに届いていましたが…ラーメンを作っている様子がなく…10分、20分と経過していきました。どうやら麺を茹でる過程で何か不具合があったようで、麺担当の調理人が茹で具合を最終的にチェックしてOKの合図を出してから、怒涛の勢いでラーメンの提供が始まりました。
プロフェッショナルな店員さんの振る舞い
待合席で順番を待つ間…目の前の厨房を見ていると、左側にはラーメンのスープとチャーハンを作る…ちょっと曲者そうでいかにも旨そうな料理を作りそうな調理人と、右側には麺を茹でるのと餃子を焼く…ガタイのいい坊主頭でこちらもいかにも旨そうな料理を作りそうな風貌を持つ料理人が分業して調理をしていました。
店内全体を見渡し…先程の麺の調理機の不具合で遅れてしまった事を一人一人のお客さんに「お待たせして申し訳ございません」と丁寧に謝罪するイケメン男性店員さんは、きめ細やかに配慮しながらお客さんに接していました。
水が入っているポットをカウンター越しに人差し指で傾けて量を測っていたのが、きめ細やかに配慮して無駄のない動きを象徴しているようでした。
接客担当はもう一人若い女性店員さんがいました。テキパキと作業して他の店員さんをしっかりとサポートしているように見えました。黒いTシャツで揃えた4人の店員さんはしっかりと自分の仕事を全うするプロフェッショナルに思え、人の集まる人気店でいろいろな事に鍛えられたのか…とてもかっこよく見えました。料理がますます楽しみになりました。
人気は信州(コク味噌)とチャーハン
待合席で座っていると、イケメンの男性店員さんにメニューを渡され「こちらをご覧になってお待ちください」との事でした。ここに来る前から「ハーフらーめん (各味)600円(税込 ※以下同)」(2019年11月現在 ※以下同)と「チャーハン大盛り 550円」と決めていました。ハーフらーめんは各味から選べます。
信州 | コク味噌 | 800円 |
越後 | 辛味噌 | 800円 |
土佐 | あっさり塩 | 800円 |
播磨 | こってり塩 | 800円 |
尾張 | あっさり醤油 | 800円 |
水戸 | こってり醤油 | 800円 |
信玄という名前から何となくわかりますが、戦国時代をイメージして名付けられているようです。これはスタンプラリーカードの“信玄のラーメンを食べて戦国時代を制覇しよう”というコピーを見て確信しました。
メニュー表でも大きく扱われていますが「信州(コク味噌)」が人気のようです。200円しか変わらなかったので、待合席で注文を聞かれてハーフを注文してから「あ、やっぱり通常サイズでお願いします」と注文しました。他のお客さんも「信州(コク味噌)」を頼んでいる方が多かったように思います。
「チャーハン 400円」は一般的なチャーハンよりも量は少なめです。
当然ですが、順番通り案内されます
最初にカウンターに座っていた一人のお客さんが食べ終えて席を立ったので…「もしかしたら先に待っている2人組の前に一人の自分が案内されるのかな」と思いましたが、そのような事はありませんでした。これもトラブル防止の為だと思われます。
2人並んだ席が空いて…2人組が案内された後に席に案内されました。すぐ後ろで他のお客さんが待っているので、若干あずましくない(居心地が良くない)かもしれませんが…人気店なので仕方がない事です。
ゆっくり自分のペースで食べる分には何ら問題ないですが、食後におしゃべりなどで止まるのは他のお客さんに迷惑がかかるのでやめましょう(こういう状況でこういう人はあまりいないと思いますが…)。
信州(コク味噌)らーめん 800円
席に座ってすぐに「信州(コク味噌)らーめん」が届きました。白濁したスープの感じがとても美味しそうです。
店内には
と書かれた貼り紙がされていました。そんな秘伝スープを楽しみにしながらスープを一口…まろやかで優しいながらも、しっかりとコクを感じる味わいでした。小林製麺の黄色い麺はスープを上手に絡めとっているのでさすがの抜群の相性だと感じさせてくれました。
そして麺の茹で加減ですが…ここまで絶妙な歯ごたえの固さはどこでも食べれるものではないと思います。この歯ごたえを出すため、機械の不具合により時間がかかってしまっても、待つ価値は十分にある秀逸な茹で加減だと思いました。
チャーシューはとろける様な…とまではいかないものの、しっかりと味付けされ程よい固さで美味しかったです。
チャーハン大盛り 550円
ラーメンの旨さで至福の時に浸りながら…目の前で作られているチャーハンに気を取られます。何とも頼もしい姿…店内の旨そうな匂いはこの店員さんが振る中華鍋から漂ってきている…。
そんな事思ってラーメンを食べ進めていたら「チャーハン大盛り」が目の前に届きました。ラードが米の一粒一粒にしっかりコーティングされ光り輝いています。大盛りにしてはちょっと少ないかなと思いながらも…何粒かがどんぶり内で飛び散っているのが、ラフな感じがして旨そうです。
スプーンに一口すくったチャーハンは…パラパラっと、ふわっとほどけていきました。長ねぎ・少なめの卵・チャーシューが具材のシンプルなチャーハン。口に含むと…ラードのコクがそれら具材と米の旨みを一体化させていますが、噛んでいるうちにラードが薄まり…それら具材の本来の旨味が広がり、2口目…3口目をすくうスプーンの手が止まらなくなります。
そこまで濃くない味付けは…ラーメンと一緒に食べる事を想定している為だと思われますが、チャーハン単品だけ食べても十分に満足できる超絶品だと思います。当然ですが…どこを食べても同じ味を楽しめたので、しっかりと炒められている事がわかります。
間違いなく札幌の名店です
チャーハンを食べた後のお皿は、若干オイリーさを感じさせましたが…超絶品と判断できるギリギリのラインで作られていると思います。
後ろでお客さんが待っているので…若干急ぎ目に食べましたが、ラーメンもチャーハンも他ではあまり食べる事ができない旨さでした。万年金欠の僕が…合わせて1350円を支払っても大満足です。
最後の方はちょっと苦しくなったので、ラーメンをハーフサイズかチャーハンを通常サイズで注文した方がいいかもしれませんね。ちょっと苦しくなりながらも…ラーメンのスープを残すにはあまりにも勿体無かったので全て飲み切りました。
お会計の時にイケメンの男性店員さんが「お時間かかってしまい申し訳ありませんでした」と気遣いのお言葉を頂きました。味もサービスもプロフェッショナルな仕事を感じる「らーめん 信玄 南6条店」は間違いなく札幌の名店の一つだと思います。
最後に「スタンプカードをご利用しますか?」と聞かれ「ぜひ」と答えてもらったものを家でよく見てみると…“ハーフラーメンはスタンプ対象になりませんのでご了承ください”と書いてありました。
通常サイズを注文して良かったと思うのと同時に…信玄のラーメンを食べて 戦国時代を制覇しよう。(スタンプを10個貯めよう)”と本気で思いました。
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らーめん 信玄 南6条店
住 所:札幌市中央区南六条西8
電 話:011-530-5002
アクセス:札幌市電 東本願寺前より徒歩約2分
地下鉄すすきの駅より徒歩約10分
営業時間:11時30分~翌1時(L.O)
【日曜営業】
駐車場:無し
徒歩2分圏内にコインパーキング複数有り
定休日:無休
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