以前は奥さんがやっていた娘の子育てを、会社を辞めてからは主に僕がしております。朝6時半に娘を起こし、朝食の準備をし、洗い物をして、学校へ送って、学校へ向かいに行って、夕食の準備をし、歯を磨かせて、寝かしつける…。
働きながらこのような1日をこなしていた奥さんの大変さを、今になってようやく痛感しているKobayashi(parking@ace)です。
娘が小学校に上がるまで
僕が以前の会社で働いている時は、帰社時間が深夜0時を超えることはざらで、朝方になることもありました。
ひどい時は金曜の朝から、土曜日の昼まで仕事をしていた事もあります。もともと拘束時間が長い仕事ではありましたが、娘が生まれたあたりから、会社では様々な理由で人員が減り、スタッフ一人一人にかかる業務の負担が増え続け、もともと遅い帰社時間がさらに遅くなり、平日は奥さんが1人で育児・子育てをしている状況が続きました。
娘が小学校に上がってから
0歳~6歳くらいまでの間は、奥さんの「大変だ」という言葉を、平日は働き続け…土日は眠り続けたい僕は、真摯に受け止めてられていなかったと思います。
働いて稼いだお金を、家に入れるのが男の仕事だと、思い込んでいた部分もあったと思います。そんな状況が続き、自身の体力的な限界を感じるようになって、会社を辞めることにしました。
それをきっかけに、以前から「会社を辞めて欲しい」と言ってくれていた奥さんの代わりに、娘の育児を主に僕がするようになりました。
パパは娘遊び相手という娘の認識
会社で働いている時は、娘とまともに会えるのはほぼ土日のみ、奥さんは働いている事が多いので、2人でいる時は遊び相手として多くの時間を過ごしました。
「休みの日だから特別だよ」と言って、おもちゃを買ってあげたり、お菓子をいっぱい買ってあげたり…平日は奥さんが忙しくてなかなか相手できない部分を、土日で補填するような感じになっていました。
娘と過ごす時間が多くなって
僕が小学校に娘を迎えに行くと、娘は「どこか行こう」「これして遊びたい」「これが欲しい」等と、遊び相手として休日に過ごした日々を求めてくる事に、毎日は応えられず、娘は少し寂しい思いをしていると思います。
叱ることも増え、僕の役割が変わったことをまだまだ受け入れて(僕も受け入れられてないかもしれません)ないと思いますが、そんな親2人を見て何かしてあげたいと、小さいながらも思ったかもしれません。
娘のサプライズ夕食
娘は2歳上のいとこの女の子ととても仲が良く、よく2人で遊んでいます。色々と教えてくれる事もあるようで、電子レンジで作れるマグカップのオムライスの作り方もいつの間にか教えてもらったそうです。
「今日は〇〇が晩ごはん作るから、ママとパパは座っていて!」(※〇〇は娘の名前)と得意げに話したので、突然の事に僕と奥さんは驚きました。人数分用意したマグカップにごはんを入れて、切ったソーセージとケチャップを一生懸命かき混ぜていました。
そのマグカップにラップを少しくぼませてからかけ、その上に溶き卵を流したらあとはレンジで加熱。ラップをはがして卵をマグカップ内チキンライスにのせるのはちょっと手伝いましたが、最後にケチャップでハートの形を作って完成させてくれました。
感慨深い晩ごはん
これまで娘が育った7年間は、奥さんも僕も大変な時間でした。
いつの間にそんな言葉覚えたのって驚くことや、こんな事ができるようになったんだと、成長し続けている娘が初めて作ってくれた晩ごはんに、父親としても成長していかなければいけないなと、娘がはじめて作ったオムライスに奥さんと一緒に感動しました。